寂しさに揺れ惑う心の“綾”。願わくば我が一文があなた様の“綾”に触れますよう。 A low-class novelist:風友仁
Author:風友仁(かぜともひと)
沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は
昵懇しいものに聞こえませう、
――あなたの言葉の杜切れ間を。
月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇する時に
月は頭上にあるでせう。
あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言や、
洩らさず私は聴くでせう、
――けれど漕ぐ手はやめないで。
中原中也『湖上』拠り
*『爛熟』この書を我が畏敬のひとり、中原中也の御霊に捧ぐ。
*an information desk *
皆々様の厚きご支持、心より傷み入ります。有難うございます。
*新たなる風の舞、ここに興つ。*
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2006・1・15 心を込めて。
風友仁
*連載小説『爛熟』に就きまして*
この物語は、空想の物語であり、一部事実を基に脚色なされておりますが、登場する人物及び団体の名称等、ある特定の人物及び団体等を示唆、揶揄、誹謗、中傷する類いのものではありません。飽くまでも架空の物語としてお読みくださいませ。またもしや名称、団体名等が同じでも飽くまでも架空の物語でありますのでその点、どうぞお知りおき下さいませ。皆様のご理解の程、何卒宜しくお願い致します。著者・風友仁
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